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	<title>サステナビリティ・CSRマネジメントブログ &#187; 批判</title>
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	<description>企業やNPOのサステナビリティ・CSR活動をサポートしていくブログです。</description>
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		<title>【書評】The Market for Virtue</title>
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		<comments>http://world-arrangement-group.com/blog/?p=333#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 03 May 2011 09:28:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Kenji Fuma]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[書評・ブックレビュー]]></category>
		<category><![CDATA[Corporate Social Responsibility]]></category>
		<category><![CDATA[CSR]]></category>
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		<description><![CDATA[David Vogel. &#8220;The Market for Virtue: The Potential And Limits of Corporate Social Responsibility.&#8221; [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>David Vogel. &#8220;The Market for Virtue: The Potential And Limits of Corporate Social Responsibility.&#8221; Brookings Institution Press (August 1, 2006)</p>
<p><a href="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=w00c8-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as4&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;ref=ss_til&#038;asins=0815790775"><img alt="" src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51vhYX1pMlL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg" title="The Market for Virtue" class="alignnone" width="300" height="300" /></a></p>
<p>日本語訳はコチラ↓</p>
<p><a href="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51oQbaCy2cL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg"><img alt="" src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51oQbaCy2cL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg" title="企業の社会的責任(CSR)の徹底研究 利益の追求と美徳のﾊﾞﾗﾝｽ―その事例による検証" class="alignnone" width="300" height="300" /></a></p>
<p>2006年とやや古い本ですが、<br />
Amazon.comで&#8221;Corporate Social Responsibility&#8221;で検索すると、<br />
今でも上位に登場する、CSR業界（？）で話題を呼んだ本です。</p>
<p>著者は、カリフォルニア大学バークレー校（UC Berkley）のDavid Vogel教授。<br />
Vogel教授は、この大学の政治学部とビジネススクールの双方で教鞭に立ち、<br />
ビジネス倫理を専門としています。</p>
<p>CSRやSustainabilityに関する本が最近は数多く出版される中、<br />
この本の特異な点は、「冷静にCSRの限界を指摘する」という点です。<br />
彼は、CSRそのものに批判的なわけではありません。もちろん高く評価しています。<br />
その上で、緻密なデータやリサーチをもとに、なぜCSRは社会を変えられないのか？<br />
という点を、丁寧に説明されています。</p>
<p>この本で紹介されているテーマは、俗にESG+HRと呼ばれる、<br />
環境、社会、ガバナンス、人権の全域に及びます。<br />
原油、木材、児童労働、フェアトレード、コーヒー、カカオなどなど、<br />
CSRやサステイナビリティで分野で登場するものはほぼ網羅。<br />
それらについての法制度やNGO協定、そしてそれがもたらした効果などを<br />
まさに「研究者」らしく緻密に検証していきます。</p>
<p>そして、CSR活動が、現状の課題を大きな効果を持つことはできておらず、<br />
あくまでも「ないよりはまし」というレベルにとどまっているという結論を導き出します。</p>
<p>大手企業の努力にかかわらず、森林伐採は全体としては悪化しているし、<br />
児童労働問題も頻繁に発生し続けているし、<br />
フェアトレードで取引されている割合は全体の取引額のわずか数%。</p>
<p>大手企業では、特に熱狂的なCEOに導かれ、CSR活動が進んできたが、<br />
他の大多数の企業では、コスト高になるCSR活動に真剣に取り組むことは「許されず」、<br />
企業の自律的な規制では限界があるという主張です。</p>
<p>そして、最後の章で紹介されているVogel教授の提案は、「法規制による強制」です。<br />
企業のCSR活動は、インパクトの面で限界がある。<br />
それを大きなうねりにするためには、自律的な規制だけでなく、法規制すべきである。<br />
そのために、企業は自らの活動を規制するだけでなく、<br />
政府と協働して法整備に力をいれるべきだ、としています。</p>
<p>Vogel教授の膨大なリサーチには、感服させられます。<br />
この本を読むだけで、ESG+HRの大まかな制度や状況を効率的に知ることができます。<br />
そして、感情的ではない冷静な分析を前に、<br />
CSR活動には大きな限界があるということを納得させられます。</p>
<p>一方で、若干の論理の飛躍を感じるのは、<br />
なぜ「法整備」をすれば、ものごとがきれいに解決するのか、という最後の提案については、<br />
丁寧に説明されていないことです。<br />
そして、Vogel教授自身も自ら説明しているように、<br />
「CSRはコストを上昇させるため、顧客・従業員・株主の誰もがその推進を望んでいない」<br />
とするのであれば、誰がこの法整備を推進しようとするのかについても、<br />
説明されていません。</p>
<p>このような論理の飛躍があったとしても、<br />
この著書からは、既存のCSRのアプローチの限界を感じさせられます。<br />
それは、大手企業の「良さげな」活動のみに焦点を当てて、もてはやしたとしても、<br />
真のサステイナブルな社会は実現できないということです。</p>
<p>環境NGOや社会NGOは、大手企業の事業運営方針を転換させることに<br />
力を注いでいますが、個別企業ではなくマクロ的な視点には目を瞑らせがちです。</p>
<p>「全体として何を実現したいのか？」<br />
「そのためには、大手企業の努力でどこまで実現できるのか？」<br />
「大手企業の努力以外に、何を同時に実現していく必要があるのか？」</p>
<p>これらが明確でないことには、広く人々の支持を得ることはできません。<br />
例えるならばそれは、マニフェストのない選挙のようなもので、<br />
個別の候補者の抽象的な訴えを聞いていても、<br />
人々の心が動かされないのと同じことです。</p>
<p>結局は、法整備にしろ、企業の自助的努力にしろ、<br />
社会の構成員（＝従業員や顧客や株主）の支持を得ないことには、<br />
社会に対して大きなインパクトをもたらすことはできません。</p>
<p>すなわち、僕の結論としては、Vogel教授のいう「法整備」は真の解決策にはならず、<br />
重要なのは社会の構成員の理解をどうのように得ていくかであり、<br />
それが得られるのであれば、法整備であろうと、企業の自助的努力であろうと、<br />
目的は叶うということです。</p>
<p>そして、この本が上梓されてから5年経った今、<br />
これまでこのブログでも紹介してきましたが、<br />
サステイナビリティやCSR施策は、企業利益に反するものではなく、<br />
企業利益に益するものとして、とらえる企業が増えてきています。</p>
<p>Vogel教授の追跡調査が待たれるとともに、<br />
この業界の急速な変化の息吹も感じます。</p>
<p>CSRを応援する人にも、懐疑的な人にも、<br />
この本は大いに一読に値すると思います。</p>
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