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	<title>サステナビリティ・CSRマネジメントブログ &#187; ESG</title>
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	<description>企業やNPOのサステナビリティ・CSR活動をサポートしていくブログです。</description>
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		<title>CSRに関する法整備　（カナダ・オンタリオ州のケース）</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Jan 2011 23:29:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Kenji Fuma]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[法整備・リーガライゼーション]]></category>
		<category><![CDATA[CSR]]></category>
		<category><![CDATA[ESG]]></category>
		<category><![CDATA[Sustainability]]></category>
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		<description><![CDATA[※僕の別ブログである「アメリカ・サンダーバードMBA留学ブログ」から転載しました。 CSRについて関心が高まっている中、 政府レベルの法整備支援も進んできているようです。 今日はカナダのオンタリオ州のケースを紹介します。 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>※僕の別ブログである「<a href="http://wag-study-abroad.com/wordpress/?p=685">アメリカ・サンダーバードMBA留学ブログ</a>」から転載しました。</p>
<p>CSRについて関心が高まっている中、<br />
政府レベルの法整備支援も進んできているようです。</p>
<p>今日はカナダのオンタリオ州のケースを紹介します。<br />
オンタリオ州は、州内にカナダ最大（北米3位、世界6位）のトロント証券取引所を<br />
有し、同証券取引所に対する法的な管轄権を持っています。<br />
<a href="http://www.legalfrontiers.ca/2010/10/moving-forward-with-corporate-environmental-social-and-governance-disclosure/">Moving Forward with Corporate Environmental, Social and Governance Disclosure</a></p>
<p>2008年、オンタリオ州政府の外郭団体である、オンタリオ証券員会は、<br />
CSRが企業のリスク管理や持続可能性にとって非常に重要であるという、<br />
世論や投資家からの声を受けて、<br />
企業に対して、環境、社会的影響、ガバナンス体制(ESG)の3点について、<br />
報告を義務付ける規定を制定しました。<br />
ESGは、企業の短期的・長期的利益に大きな影響を与えるということが、<br />
その理由です。</p>
<p>※この3点の内容は、英語でEnvironmental, Social and Corporate<br />
Governance、その頭文字をってESGと呼ばれています。<br />
企業の持続可能性および投資倫理を測る中心的概念として扱われています。</p>
<p>しかし、その後の履行状況は芳しくありません。<br />
オンタリオ証券委員会が調査したところ、<br />
企業は、各社横並びで月並みの文言を、報告文書に挿入するだけで、<br />
真剣に自社のESG状況について分析しようとしていないことが<br />
わかりました。</p>
<p>そこで、オンタリオ州議会は、州政府に対して、法案の履行状況を<br />
省察することを要求する法案を全会一致で可決。<br />
それを受けて、オンタリオ証券委員会は、2点の提案内容を、<br />
州政府とカナダ連邦政府財務大臣に対して、提出します。</p>
<p>1点目は、企業の現在の開示状況に関する調査をさらに継続すること。<br />
2点目は、企業に対して開示方法のガイダンスを行い、教育を施すこと。<br />
オンタリオ証券委員会の方針は、新たな規定を設けるのではなく、<br />
現行法の履行状況を教育によって改善してていこうというものです。</p>
<p>今回の記事を作成したヨーク大学のディール准教授は、<br />
さらに3点の改善点を挙げています。<br />
1. 非開示の企業に対して、非開示理由の報告を義務付けること<br />
2. 企業に対して目標達成のステップと具体的なゴールの報告を義務付けること<br />
3. 報告書に対してのすべての質疑応答文書の公開を義務付けること</p>
<p>ESGの報告体制を確立していこうという取り組みは、<br />
CSR推進という観点からみると、意義深いものであると思います。<br />
が、同時に疑問も浮かんできました。<br />
企業が自律的に取り組もうとしない理由はなんでしょうか。<br />
本当に企業が、CSRやESGが企業の短期的・長期的利益についてにつながると<br />
考えているのであれば、なぜ企業は自発的に取り組もうとしないのでしょうか。</p>
<p>以下の理由が考えられます。</p>
<p>(1) CSRやESGが利益につながるか検討していない<br />
(2) CSRやESGが利益につながるかどうか検討し、つながらないと判断した<br />
(3) CSRやESGが利益につながると判断しているが、計画する能力がない<br />
(4) CSRやESGを推進する計画を立てたが、組織遂行する能力がない</p>
<p>ディール准教授のアプローチは、法律による強制力をもって、<br />
企業の履行を高めようというものです。<br />
しかし、このアプローチでは、企業の自発的推進力は期待できません。<br />
立法の背景に、「CSRやESGは企業利益を高める」という考えがあった<br />
ことに立ち戻ると、企業の自発的推進力を高める方法について、<br />
もっと検討してもいいように思います。</p>
<p>一方、オンタリオ証券取引所のアプローチは、(3)の原因に対して有効性を発揮します。<br />
「計画能力が足りない」という企業のニーズに、「教育」という解決策が対応している<br />
ためです。</p>
<p>しかし、原因が(1)(2)(4)である場合は、別のアプローチが必要です。<br />
例えば、(1)について、企業がまだこの問題を検討に値しないと考えている<br />
のであれば、なぜ値するのかを具体的に説明していく方法が有効です。</p>
<p>CSRやESGは企業の利益や継続性にとって重要であると考えるからこそ、<br />
不履行の是正に対して、「取り組む気がない」と決めつけてしまうのではなく<br />
不履行原因を正確に突き止め、適切な対処法を取り、<br />
議会・政府と企業が協働して、推進していく必要があるというのが、<br />
僕の結論です。</p>
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